水虫の治療法、クリーム剤と液剤ではどちらが有効?|水虫対策(4)

はじめに

連載4本目は前回に続き、水虫の治療方法についてです。水虫薬の種類や相性についてご紹介していきます。

水虫の連載 今までの記事

[KPS mizumushi]

連載4|個々にあった治療法が大切!

水虫は抗真菌剤(こうしんきんざい)という薬で治療しますが、一口に抗真菌剤といっても、様々な種類の水虫薬があり、どの薬が適しているのか素人では分かりかねます。

医師であっても、すぐに「この患者はこの薬で大丈夫だろう」とスパッと判断できるものではありません。

水虫の発症時期、部位、患部の状態によって、適した薬が違います。個々の水虫の状態に応じて、抗真菌剤を使用しながら経過観察をしていく必要があります。

水虫薬との相性を判断しよう

昔は水虫薬で皮膚がかぶれたということもありましたが、今の水虫薬は使用してかぶれる人は全体の1〜2%ほど。心配するほど水虫薬に副作用などの心配はいりません。

とはいえ、100人に1〜2人は皮膚がかぶれ、水虫が悪化していることも事実です。自分が使用している水虫薬との相性は合うのか、判断する必要があります。

水虫薬で皮膚がかぶれやすい時期は一般的には1週間から10日目の時期とされています。この時期に皮膚がかぶれ、かえって症状が悪化した時は、もう一度、皮膚科を受診し、薬を変更してもらいましょう。

患部の状態で治療法も変わってくる!

一口に水虫薬といっても、様々なタイプの薬があります。水虫薬の外用薬には、液剤、軟膏剤、クリーム剤、ゲル剤などがあり、使用感をよくするために油脂やアルコールなどが使い分けられています。

この様々なタイプの水虫薬から、その人に合った薬を選ぶコツは、「皮膚の症状を見て、それに応じた薬を選ぶこと」です。例えば、患部がふやけるように白く濁り、ジクジクしている皮膚にはアルコール液剤は避けるのがベストです。アルコール液剤は刺激が強いため、患部がしみて痛むことがあるからです。このように患部の状態に応じて薬を変えていく必要があるため、絶対にこの薬が効くと言い切れないところが難しいところです。

扱いやすい水虫薬とは

水虫薬で一番扱いやすいのはクリーム剤です。液剤などはついつけすぎてしまうことが多いため、薬の消費が早い傾向にありますし、クリーム剤に比べて、液剤は浸透力が弱いという欠点もあります。軟膏剤はベタベタするので使い心地はあまり良くありません。

外用薬と内容薬

水虫薬には外用薬の他に内服薬もありますが、基本的には外用薬で治療していきます。内服薬を使うのは、患部が広範囲に及ぶケース、外用薬では再発を繰り返してしまうケース、水虫が重症のケースなどになります。

おわりに

水虫の治療はある程度の期間を要します。水虫薬と長いお付き合いになる可能性もあるので、患部の状態や薬の使い心地を見ながら、精神的に負担のない方法で仲良く付き合っていきましょう。

では今日もハッピーな1日を!]]>