お内裏様は右?左?知らなかった!雛人形の豆知識

昔と違って、今は可愛らしい雛人形がたくさん世の中にあふれています。ですが、時代が変わり、雛人形のスタイルが多種多様になっても、子供を想う親の気持ちはいつの時代も一緒です。そんな現代でも愛されている雛人形の豆知識についてご紹介していきます。

雛人形の知っていると得をする!?豆知識

京都では雛人形の飾り方が違う

一般的に、雛人形は、向かって左がお内裏様、右がおひなさまを飾るものです。ですが、京都ではいにしえから続く、皇族の並びに従い、逆に飾るのが一般的。向かって左にお雛様、右にお内裏様を飾ります。

いまどきの雛人形はキャラクターものも大人気!

今どきの雛人形は、キャラクターものの雛人形もかなり需要があります。リカちゃん雛人形やディズニー雛人形、キティちゃん雛人形にスヌーピー雛人形と様々なキャラクターが雛人形に扮しています。生きている人間と生き写しの雛人形と違って、怖くなくて良いかも。

雛人形は結婚するまで飾るとする認識は誤解

雛人形は結婚するまでの間、飾るものだと言われることがあります。ですが、厳密にいえば、結婚するまで飾らなければならないというのは嘘。購入したら、一生、飾り続けるのが本来の飾り方です。雛人形は生涯にわたって女児の幸せを祈って授けるもの。すなわち、結婚後も飾るべきものなのです。結婚するまで飾ると解釈されるようになったのは、結婚=女性の幸せだとする考え方から派生したものだと思われます。

雛人形をしまい忘れると婚期を逃すというのも迷信

雛人形をしまい忘れると婚期を逃すと言われていますが、これも迷信です。どちらかというと、いつまでもしまわないと、幸せが逃げてしまうと考えるのが正解。もともと雛人形は女児の幸せや健康を祈るために、病気や事故などの厄を身代わりになって引き受けてくれるものです。そのため、厄のついた雛人形をいつまでも飾り続けるのは良くないとされています。

つるし雛って何?

つるし雛は江戸時代から各家庭において盛んにつくられるようになったと言われています。雛人形は庶民にとっては高価すぎて、とても手が届きにくいもの。かといって、貧乏であってもわが娘の幸せを願う気持ちは一緒であるため、雛人形を買えない庶民が自分たちで手作り雛を作るようになったのがはじまりだと言われています。雛人形はお雛様の教育係である三人官女などを飾り、知性を兼ね備えた素敵なレディになることに重きを置いていますが、つるし雛は野菜や果物、衣服や遊び道具といった細工物をつるし、娘が衣食住に困らないように願うという庶民的な願いを強く感じさせます。

雛人形は一人につき、一つ持たせるのが基本

雛人形は一人につき、一つ持たせるのが基本です。本来、姉妹や親子で共有するのはNGとされています。雛人形は、一人の女性の生涯を見守り、幸せにするための人形のため、一人一人に一つずつ持たせるのが基本となります。

三人官女はバリバリのキャリアウーマン!特に真ん中の女官は、お局的存在

三人官女はお雛様の身の回りの世話をする女官だと思われがちですが、実は違います。漢文や和歌や音楽などを、お雛様に教えるための家庭教師でした。どこに出しても恥ずかしくない一流の女性に育てあげるため、お雛様に知性と教養を身につけさせてきた女官です。こういった教育係の女性は、身分の高い女性であることに間違いはなく、身の周りの世話だけをする女官とは一線を画す存在です。現代でいえば、バリバリのキャリアウーマンといったところでしょうか。特に、真ん中の眉毛のない女性は三人の中でも最も地位の高い人です。眉毛がないのは、年長者の女性のスタイルだからです。この真ん中の女性を筆頭に、三人官女は成り立っています。

「ひな祭りの歌」は間違いだらけ!?

「ひな祭りの歌」にある「すこし白酒めされたか、赤いお顔の右大臣」の歌詞には間違いがあります。赤い顔をしているのは右大臣ではなく、左大臣の白髪のお爺ちゃんの方。右大臣は顔が白くて若くてイケメンな顔立ちをしています。「ひな祭りの歌」の作詞家サトウハチローさんも、この間違いには気付いたようですが、その頃には時すでに遅し。巷にはすでにこの歌が広く知れ渡った後であり、今日に至っています。また、さらにいえば、左大臣と呼ばれる白髭の爺ちゃんと、右大臣と言われる白い顔をしたイケメンの若者は大臣などではないそうです。お内裏様とお雛様を守護する近衛兵なのだそう。

まとめ

お雛様の豆知識を覚えておくと、雛人形の意味が分かり、面倒な片付けも楽しんで取りかかれるかもしれません。ひな祭りは、古くから伝わる日本の伝統文化です。せっかくの女の子のお祝いですから、楽しんで過ごしてみましょう。

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